create Line Effect Particle System at Unity
概要
YORIMIYA@xRMV さんのツイート にあるエフェクトを再現。
むしろ動画を静画へ落とし込んだだけ。
手順
Particle Systemを追加する。
Particle の初期設定
Particle 全体の基本的な初期設定。
Trail の設定
このエフェクトのメインとなる部分。
後述にあるがエミッタから放出するパーティクル自身をグラフィックとして表示しないので、 Trail で設定した内容がエフェクトの見た目となっている。
Velocity over Lifetime はこのエフェクトの動きを決める大事な部分。
コツは XYZ軸のVelocity の内、常にどれか1つの軸だけが 0 ではないようにする こと。
ここまでできれば下図のような一定時間単一軸上を動くパーティクルになる。
Trail の見た目設定
動きの最終調整
見た目の変化をつけるための調整。
おまけ
Unity のバージョンが上がっているので、 Legacy ではない方のパーティクルマテリアルで実行する方法もやってみた。
使用したテクスチャは下図。テクスチャを変えれば色々効果を変えることができる。
要点
このエフェクトの要点は 空間上を直角に移動する直線を描く エフェクトであること。
そのため見た目は Trailに、そして動きは Velocity over LifeTime
にそれぞれ依っている。
Velocity over LifeTime の設定内容を改めて確認して欲しいが、ここでは XYZ軸いずれかだけに速度を加算する ようになっている。
初期速度を決定する Start Speed
が0であるため、Velocity over LifeTime で設定したXYZ軸いずれかの方向にのみ速度が加算される状態となり、空間上を直線移動するようになっている。
この設定はXYZ軸で同時に速度を変更すると円形に動くようにすることもできるし、もっと細かく移動する方向を決めれば多角形の線を描くエフェクトにすることもできる。